BOX型 MOD
BOX型と言われるものです。
テクニカルMOD、メカニカルMODなどと呼ばれているものがこれに当たります。厳密にいうと、AIOはアトマイザー付きのテクニカルMODとなってしまうのですが、ここではこいうBOX型のものをMODと呼ぶものとします。たいていのところでもSHOPなどでもこのタイプのものがMODと呼ばれています。
テクニカルMOD
テクニカルMODとは、電子制御機能を持つ、アトマイザーをつなげるための電池入れるだけの箱……です。
このテクニカルMODにアトマイザー(左の写真の透明なタンクがついてる部分)を付けてここにリキッドを入れて吸います。基盤が入っていて電池の管理をしてくれるので、比較的安全で初心者向きの機器と言えるでしょう。
因みにアトマイザーは別売りだったり、キットとしてアトマイザー付きMODとして「Kit」と評して売られていることが多いです。
テクニカルMODには電池が1本~3本使われることが多く、2本入りのものはデュアルバッテリーなどと表記されています。電池の数が多いほど出力できるパワーが大きくなりますが、コストパフォーマンスは下がります。
テクニカルMOD with スコンカー
筆者が現在よく愛用しているものはこの商品で、これもテクニカルMODにあたります。
御覧のように、ただの電池を入れる箱……です。
一番左側に液晶があり、その裏に基盤、そして電池が入っています。このMODはスコンカーといってリキッドをポンプ式でアトマイザーに送り込むシステムを採用していますので、基盤と電池の間にボトルが入っています。
このようにMODタイプのものは本体+アトマイザーで構成されており、MODとアトマイザーは別々に購入して組み合わせて利用することができます。
メリット
・本体のデザインが多彩でいろいろな種類のものを選ぶことができる。
・出力が変えられるので、いろいろなタイプのミストを楽しむことができる。
・アトマイザーとの組み合わせでデザインが変えられる。
・アトマイザーとの組み合わせで爆煙DLからタバコ感のあるMTLに対応できる。
デメリット
・大きい
・持ち運びにくい。
・電池が高価。
・すこーしだけ勉強した方がいい場面が出てくる。
ここからは本当はただのMODだけど、特別扱いしたいMODについて……
メカニカルMOD
見た目に惹かれて2番目に購入したMODです。それはそれは美しく、もう本当に本当にどこにでも持っていこう!と思いました。
ベテランさんに人気がある、デザイン重視のものが多かったり、立ち上がりが早かったりと、一定数のファンがいます。
ここから感想……
……が、はい、筆者はこれが手元に届いてプレートを開けたとき、ダメじゃん!!! と思いました。
この画像では見にくいのですが、実際にパネルを開けてみると、箱にペラい金属板と導線がピロっとついてるだけです。要するに電池を入れると、電池のパワーそのものが何の制御もなく、直接アトマイザーに行くんですね。
小中学校の理科のテストで、
※イメージです
電池の+極と-極にコードをくっつけて電球を付けます。Aのつなぎ方とBのつなぎ方、どちらが明るくなりますか?
なんて問題をほとんどの人が見たことがあると思います。筆者はこのMODを開けたときに反射的にこの問題が浮かびました。そして、電球がパリーンとはじけて吹っ飛ぶイメージが……
実際には電池の方に負担がかかって破裂などのリスクがあります。テクニカルMODはこのような危険を減らすために電池からどのくらいの電力を出すか計算して制御してくれるのです。一方、メカニカルMODにはありません。なので当面はBOX型MODを使う場合は、テクニカルMODを使うことになるでしょう。
詳しくは別の記事で。